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内田光子とサイモン・ラトル&ベルリンフィルによるベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集

2010年にベルリンで行われた演奏会のライブ録音が出ました。

ベルリンフィルとベートーヴェンの協奏曲全曲をやるということは本当にすごいことで、相応の評価や信頼が指揮者、楽団、ベルリンの聴衆にないと実現しないことではないでしょうか。

2002年9月に内田さんに弾き振りによるベルリンフィルの演奏会(モーツァルトのピアノ協奏曲第12番と第27番)を聞いたことがありますが、いまでも心に残っている演奏会のひとつです。

このベートーヴェンの全曲は、音楽が生き生きとしていて、さらには冒険していくようなワクワク感があります(特に第1番、第5番)。第3番の緩徐楽章の深いこと。演奏は正統派ながら、随所にいままでに聞いたことがない、しかし納得する音楽的処理があってとても新鮮です。
何度でも聴きたくなるベートーヴェン演奏の一つだと思いました。


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今秋は内田さんの来日公演を聴きました@サントリーホール。
シューベルトのソナタ群はいままでにも何度も聴いていますが、これまでと違って、愉悦と苦悩のバランスが、より苦悩の面へ傾斜した演奏だったように思いました。第4番のソナタを聴いて、孤独をかんじさせる演奏は滅多におめにかかれませんし、第14番のここまで重苦しい演奏も初めてでした。6曲演奏されたソナタ。その後で弾かれたバッハのサラバンドでは安らぎを感じました。






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