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P・シュナイダー&テオリン&ディーン=スミスのトリスタン@バイロイト2009

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ペーター・シュナイダー指揮のバイロイト音楽祭2009のライブ録音。

このトリスタンは、私は2012年にほぼ同じキャスト、演出で聴いています。
大好きなクライバーと違って、小節線の見える演奏、しかしテンポ設定が絶妙が全てが上手くいくテンポというか、じわじわと感興が乗ってくる演奏だと思います。
クライバーは瞬時に聞き手や演奏者をわしづかみにする魅力がありますが、シュナイダーは違う。じわじわです。しかし2012年に見たときは、このじわじわのすごさを思い知ったのでした。最後の愛の死のドラマ的感興はあじわったことのない類のものでした。

実は、このCDはまだ第1幕の幕切れまでしか聞いていません。
ライブ収録ですが、オーケストラの管楽器が生々しい音で、弦楽器が少し薄く聞こえます。これが残念といえば残念。バランスエンジニアの趣味なのでしょうか。特に第1幕前奏曲は管楽器が出過ぎて、客席ではこうは聞こえないはず、と思ってしまいました。

第1幕終わりの媚薬の箇所で、もう一回前奏曲の最初が再現されますが、この箇所のバランスはあまり気になりませんでした。

第2幕以降もどんなになるのか楽しみです。


その後、第2幕を聴きました。

第2場での、
イゾルデとトリスタンの語らいの部分「O sink hernieder,」 いいですね。フガートの絡み合いが良くわかるのにちっとも分析的でなく心情が手に取るようにわかります。
つづくブランケーネの見張りの歌の部分も素晴らしい!
Habet Acht!の響き、官能的!そしてこの部分でのまどろみ、死、愛の死の動機の絡み合いもすごい。

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