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【山の日に向けて~その1】

【山の日に向けて~その1】

シェーンベルクやベルクの曲は苦手ですという方もいると思いますが、そういう方にも聴いて欲しいという気持ちが今回は強いです。

音楽は元気をもらったり、日々の疲れを癒してくれるのも一つの在り方ですが、シェーンベルクやベルクの音楽はそうではないです。
人生において避けて通れない不安や危機を音で表現しているのだと思います。

常々思うのは、彼らが世の中の姿を見て感知した危機の領域を時代に先駆けてキャッチしているのではないか?ということです。

世の中に見えた危機の領域を作曲家がキャッチしている。そのような視点で聴いてみると作品に近づいて行くことができ、作品と鑑賞者の間に対話的関係が成り立つのではないでしょうか。

シェーンベルクの曲を弾いていると、普段忘れかけている大切な何かを投げかけてくるのを感じます。

不安や危機より心地の良い響きに身を任せたいというのも一理ありますが、シェーンベルクの選び取った音に耳を澄ませてみると、音と音の軋みの間にある美しさが感じられます。

公演情報➡こちら

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