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新しい音を恐れるな

インゴ・メッツマッハ―「新しい音を恐れるな」(春秋社)
指揮者メッツマッハ―の現代音楽入門書。
この中で、シェーンベルクの音楽との出会いは、メッツマッハ―自身の音楽人生の転機になったと言っています。

特に3つのピアノ曲作品11を練習したという箇所は圧巻。

「~ここにあるのは軋轢と激しい不協和音。それが解決されることなく、そのまま存在している。これこそぼくが求めていたものだ。なぜならぼくは、自分の生きている世界が調和に満ちているなんて、一度も感じたことが無かったからだ。世界は緊張に満ちていて、それは和らぐどころか、ますますひどくなる。それをハッピーエンドで片づけてしまうのは、ひどい偽善としか思えなかった。~中略~僕はありのままんも現実をまっすぐに見たかった。音楽をやるときでも。そしてシェーンベルクの3つのピアノ曲を練習していると、いつも時代の鼓動が身近に感じられた。」(一部引用)

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