FC2ブログ

ペーター・レーゼルピアノリサイタル(5月8日㈫紀尾井ホール)

ドレスデンでの師・ペーター・レーゼルが、2年ぶりに来日。

紀尾井ホールでリサイタルを行います。

今回は、メモリアルイヤーということもありドビュッシー「版画」「子供の領分」を中心としたプログラムです。
ドイツ・シャルプラッテンからのCDにもレーゼルのドビュッシーアルバムがあるのをご存じですか?
これが予想以上に素晴らしい演奏なんです。
CDは→こちら(ソロワークスにドビュッシーだけで1枚分入っています)

煮ても焼いても食えないくらいの硬い黒パンみたいなドビュッシー。なんて思わないでください!
(子供の領分の終曲)「ゴリウォークのケークウォーク」での自在なスィング感!リズムが湧きたちます!
または(版画の終曲)「雨の庭」での疾走感とその中にあるハーモニーのうつろい、中音域から浮かび上がる深々としたメロディ、いま思い出すだけでもゾクゾクします!

実は、私もドレスデン音大の師の教室でドビュッシーは沢山習いました。映像とか前奏曲第1巻全曲とか。
「亜麻色の髪の乙女」のペダルの使い方など、本当に細かい!この作曲家に対する師のこだわりを感じました。
「沈める寺」での重層的な響きの作り方も考え抜いた解釈でこういう風に作品をとらえるのだなと思い、「ミンストレル」ではユーモア、演劇風の洒落っ気などもある解釈で参考になることが多かったです。
そしてマイスタークラスの修了試験のプログラムの前半はドビュッシー:前奏曲集第1巻全曲になったのでした(笑)

そしてフランクの名作!!
いまはあまり日本でこの曲はプログラムに上がりませんね。
私はドレスデン近郊の町、マイセンの陶磁器博物館でレーゼル先生のリサイタルを聴いたときこのフランクが入っていました。
たしか前半がリストの婚礼、シューマンのフモレスケ。後半がブラームスの2つのラプソディとフランクの前奏曲とコラールとフーガでした。
6月の暑い日で、先生は休憩後、タキシードの上着を脱いで演奏していたのを思い出します。
格調高いリストの婚礼も印象に残りましたが、なんといってもフランクは凄かった。最初のロ音から最後のロ長調の主和音まで1音も目(耳)が離せない演奏。前奏曲で引き込まれ、コラールで壮大な伽藍を見、圧巻のフーガへ至る演奏に、終演後の聴衆はスタンディングオベーションでした!
私もこの時の演奏がつよく脳裏にあり、この曲も習いましたが先生の前では歯が立ちませんでした(笑)

レーゼルの知られざる(しかしお得意の)レパートリーによるリサイタル。
ちょっと聞いてみたくなりませんか?

とき 2018年 5月8日火曜日 午後7時開演
ところ 紀尾井ホール
曲目 モーツァルト ピアノソナタ第13番変ロ長調、ドビュッシー「版画」「子供の領分」、フランク 前奏曲、コラールとフーガ
チケット S席 6,500円 A席 4,000円 学生A席 2,000円 ペアS席 12,000円
チケット申し込み 紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061

※私にメッセージいただいてもお申込みいただけます!
このブログのコメントにお書きください!


20180508104.jpg


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する