ゴルトベルク変奏曲解説 その2 (1/20プログラムより)

◆クラヴィーア練習曲集について
バッハの鍵盤音楽の集大成で唯一の自費出版事業。
第1部  6つのパルティータ 1731年出版
第2部  イタリア協奏曲ヘ長調、フランス風序曲ロ短調 1735年出版
第3部  前奏曲とフーガ、讃美歌による様々な21の前奏曲、4つのデュエット (オルガン用作品) 1739年出版
第4部  ゴルトベルク変奏曲 1741年出版
バッハは10年がかりで4冊出版したわけだが、この配列はゴルトベルク変奏曲へ求心的集約が見て取れると思う。
まず第1部のパルティータ全6曲。ちょうど中間にあたる第4番のみ序曲で始まる。ゴルトベルク変奏曲もちょうど中間にあたる第16変奏が序曲で始まる。
クラヴィーア練習曲集第2部では当時音楽の隆盛国だったイタリアとフランスの作風をバッハが極めた証ともいえる曲集だが、ゴルトベルク変奏曲にもイタリア様式(第13変奏)、フランス様式(第16変奏)で書かれているものがある。同曲集第3部は前奏曲とフーガにより讃美歌による様々な21の前奏曲と4つのデュエットが挟まれる形になっている。ゴルトベルク変奏曲は30の変奏が両端のアリアによって挟まれる形になっている。

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