プラド美術館展と名画の記号

先日、お昼過ぎにリハーサルが終わり、池袋で遅いお昼を食べながら、西岡先生の「名画の記号」を読んでいました。フェルメールの項のあとはベラスケスでその背後にある様々な思惑を興味深く読んでいました。その後は夜のピリスのリサイタルまで時間があったので上野の音楽資料室で調べものをしようと思い、山手線に乗りました。車内でベラスケスの項に出ていた「フランシスコ・レスカーノの肖像」が印象に残っていました。上野駅を...

白鵬・幸四郎・染五郎襲名披露へ行きました。

先月のことになりますが、雪景色の中、久しぶりに歌舞伎座へご招待いただきました。1月大歌舞伎、夜の部を観劇。6列目中央という良いお席。お目当ては、なんと言っても勧進帳。新幸四郎と、吉右衛門による安宅の関のドラマは、期待以上でした。幸四郎丈、やはり藝を習った叔父さん(吉右衛門)に似てきた気がしました。そして吉右衛門の立ち姿、セリフ、素晴らしい出来栄えで堪能しました。口上も、大一座、一人40~50秒ほどですが...

33の変奏曲

紀伊国屋サザンシアターで、モイゼス・カウフマンの「33の変奏曲」を見てきました。①ベートーヴェン研究者とその娘と看護師、ベートーヴェン研究所の司書、②ベートーヴェンとシントラ―、ディアベッリの7人が登場し、①は現代、②は1822年の設定でストーリーが並行進行していきます。特に第17場の終結は傑作で、7人のやりとりがコントラプンクト(対位法)として扱われ、7人の思惑が交互にまた言葉の韻も重ねて出てきて、音楽的でした...

日経日曜版~池澤夏樹、湯川れい子、カラヴァッジョ・・・

日経を読むのが毎日の楽しみなのですが、昨日の日曜版はなんだか興味満載でした。湯川れい子さんの私の履歴書は、すごく面白く毎朝の楽しみです。こういう連載が読者の興味関心を引きますね。今月はまず32面からです。文化面に、池澤夏樹氏の「国が壊れるということ」という寄稿文には感銘を受けました。資源がある国は、外国資本と独裁者の結託により、国民からそれを奪ってしまう。こういう状況、日本では考えられませんが、池澤...

ミュシャ展

国立新美術館へは開館10年目にして初めていきました。開催中のミュシャ展。20点からなるスラブ叙事詩がお目当て。作品のあるチェコ本国でも20点を同時にみることはできないのだとか。JR原宿駅で下車、表参道を歩いて、そのまま青山墓地を通り抜けて国立新美術館へ。青山墓地、はじめて通りましたが、墓碑が林立している背景には六本木ヒルズや幾多のビル群が林立していてシュールでした。墓地中央交差点から。...